診療科目と料金表

気持ち良く噛むためには
  • 右でも左でも咬むところがある(自分の歯でも、義歯でも)
  • 歯周組織が健康である
  • 歯列が乱れていない(傾いてる歯が無い)

以上が「気持よく咬める」ための理想的な条件です。更に、体の調子が良く、首・肩・足・腰などにコリや痛みが ないことも大切です。

当歯科医院では、咬み合せの治療を行っています、お困りの方は相談して下さい。

咬合力について

歯には、1c㎡あたり約60kgの咬合力がかかります。毎食ごとに 約5~10分間 約60㎏の咬合力が全ての歯にかかります。歯槽骨と歯根膜は歯に垂直にかかる咬合力に対しては強く設計されていますが、斜めの力には弱く、長期にわたると歯槽骨は吸収されて歯が動くようになり,喪失の原因になります。咬合力は、左右の歯にそれぞれ均等にかかることが理想です。しかし、身体のひずみ、ストレスや何らかの口腔内の原因で、左右の咀嚼筋郡が均等に機能しないと、ある一部の歯に強い咬合力がかかることがあります。この場合、歯が動揺するか、顎関節に応力がかかり痛み、関節の雑音、開口障害などが起こることがあります。

歯周病の歯について

歯周病の進行のコントロールとできるだけ横向きの咬合力がかからないように、咬み合わせを調整する必要があります。歯周病が進み、更に動くようになった歯は咬み合う面積を縮小して咬合力の負担を少なくして、歯の保存を図ります。状態により、前後の歯をつなげて補強することもあります。 左右の咬み合わせのバランスをとり、ある特定の歯に強い咬合力がかからないように、きめ細かい咬合調整を行い、歯を失わないようにすることが大切です。

咬み癖について

誰にでもあります、しかし、その癖でいつも決まった歯に咬合力がかかりすぎると、やがて歯槽骨を破壊し、歯が動きだし場合によっては歯髄組織(神経)が壊死になり、痛みだすことがあります。左右の筋と咬合のバランスをとり、咬み癖を修正することが必要になります。 睡眠姿態など日常動作の見直しも考慮する場合があります。

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顎関節症について

左右の咀嚼筋のバランスがとれていて、スムーズに開閉ができて、大きな口を開けても、痛みも音もしない状態が理想です。左右の咬み合せや左右の筋肉のバランスがくずれると、開くと痛い、音がする、開けにくいなどの症状が出ることがあります。腰痛や首・肩・足などの痛みが引き金になることもあります。

歯を失うと

ブリッジや義歯を使用することになりますが、残った歯には、それまで失った歯が受けていた咬合力が余分にかかります。したがって、補綴物を製作する場合には、残った歯にかかる咬合力が最小限になるように設計をすることが大切になります。

身体の歪みについて

首と肩の左右の筋肉は調和がとれていてコリもなく、足・腰にも痛みがない状態が理想的です。ストレス解消と、右と左の身体の歪みをとる運動が必要になります。

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